20代女性の田舎に関する意識調査

プレスリリース

2018.8.6(月)

株式会社マージェリック

「田舎に魅力を感じる」のは7割以上、約6割が毎年田舎を訪問
あえて田舎を選ぶ理由は「SNS映え」や「有名人・友人のSNS投稿」からの影響も大
〜自治体の情報発信に7割以上が「不十分」と回答、SNS発信や現地の生の情報を求める声も〜

自治体の地域活性マーケティングを支援する『日本ゲンキプロジェクト』を手がける株式会社マージェリック(東京都千代田区、代表取締役CEO:嶋泰宣、以下マージェリック)は、「20代女性の田舎に関する意識調査」を実施しました。

調査の結果、20代女性の7割以上が田舎に魅力を感じていました。観光地ではなくあえて田舎を選ぶ理由としては、「人がいない場所でのんびり過ごしたい」が4割以上と圧倒的に多く、「自然豊かな環境」や「自分のペースで旅をしたい」、「混雑していないから」、「1人の時間を確保したい」などの声も多く挙げられたことから、都会暮らしや観光地では味わえない、非日常感を田舎に求めている傾向があることがわかりました。

また、他の年代に比べて「SNS映えするスポット」の有無や有名人・友人のSNS投稿などを重要視する傾向もあり、SNSの投稿が田舎旅行へのきっかけになっていることが見て取れました。さらに、地方自治体の情報発信に7割以上が「不十分」と回答しており、SNS発信や現地の生の情報を求める声が目立ちました。このことから、観光客誘致を図る地方にとって、田舎ならではの日常風景や過ごし方をSNSやウェブサイトで継続的に発信することで20代の興味関心を高め、地元への誘致へと繋げることができると考えられます。

【調査結果トピックス】

1. 「田舎に魅力を感じる」のは7割以上、約6割が毎年田舎を訪問
「年に2〜3回(22.9%)」が最多で、「年に1回より少ない頻度(19.3%)」、「年に1回(16.6%)」が続く

2. 20代女性の6割以上が観光地ではなくあえて田舎に行くことに関心あり
あえて田舎を選ぶ理由1位は「人がいないところでのんびりしたい」が4割以上と圧倒的

3. 20代女性がもっともSNSに影響を受けている傾向あり
田舎旅行の理由として「SNS映えするスポットがあるから」「SNSで有名人やインフルエンサーが投稿していた」「SNSで友人や知人が投稿していた」を選んだ人の比率が他の年代より高い。

4. 自治体の情報発信に7割以上が「不十分」だと感じている
田舎の魅力やおすすめスポットなど、SNSから現地の生の情報を求める声が多数。

1. 「田舎に魅力を感じる」のは7割以上、約6割が毎年田舎を訪問

「田舎に魅力を感じますか。」を尋ねたところ、20代女性の70.4%が「はい」と回答しました。
また、「田舎に行っている頻度」を尋ねたところ、「年に2〜3回」22.9%と最多となりました。冬休みや夏休み、ゴールデンウィークなどの大型連休で訪れていることが予測できます。

さらに、「年に1回(16.6%)」、「年に2〜3回(22.9%)」、「2〜3ヶ月に1回(10.8%)」、「毎月(4.5%)」、「毎週(4.0%)」という結果から、20代女性の約6割(58.8%)が年に1回以上田舎を訪問していることが分かりました。

2. 20代女性の6割以上が観光地ではなくあえて田舎に行くことに関心あり

「観光地でなくあえて田舎を選んで旅行したことがあるか。もしくは、旅行したいと思うか。」を尋ねたところ、6割以上が「はい」と回答しました。その理由として、「人がいないところでのんびりしたい」が全体の4割以上と圧倒的でした。

3. 20代女性がもっともSNSに影響を受けている傾向あり

観光地でなくあえて田舎を選ぶ理由として、「SNS映えするスポットがあるから」「SNSで有名人やインフルエンサーが投稿していた」「SNSで友人や知人が投稿していた」のSNSに関連した項目を選んだ人の比率が他の年代より高く、20代女性にとってはSNS投稿が田舎旅行へのきっかけとなっていることも顕著にわかりました。

4. 自治体の情報発信に7割以上が「不十分」だと感じている

「地方自治体の情報発信量、発信方法について十分だと感じるか」を尋ねたところ、「いいえ」と回答した人が7割以上(72.2%)でした。
また、「地方自治体からどのような情報発信があればいいと感じるか自由にお答えください。」という問いに関しては、「TwitterやInstagram等SNSを使って魅力を発信してほしい」、「1日に数回のSNS更新をしてほしい」、「SNSなどを積極的に活用し、季節に応じた特色を発信してほしい」など、SNSでの発信や、田舎の魅力やおすすめスポットなど現地の生の情報を求める声が多数ありました。
このことから、観光客誘致を図る地方の情報発信方法としては、インスタグラムやtwitterなどのSNSでの発信が有効であることがわかりました。

<調査概要>

・ 調査対象  20〜40代女性
・ 調査期間  2018年7月18〜25日
・ 調査方法  インターネットリサーチ
・ 有効回答数 432名 (20代:223名、30代:104名、40代:105名)

『日本ゲンキプロジェクト』について

2008年からスタートしたふるさと納税は、多彩な返礼品やポータルサイトの登場による手続きの簡略化、控除上限額の引き上げなどにより、ここ数年で寄付総額が急増しています。一方で、ふるさと納税 実施自治体間での税収格差や、移住・交流人口の増加や人口減少の歯止めには直接繋がりにくいことな ど、自治体が抱える課題も多くあります。 マージェリックでは、これまで累計570社におよぶEC支援やインフルエンサーマーケティング事業で培ってきたノウハウを活かし、自治体と共にふるさと納税の寄付額拡大だけでなく、実際に地方への訪問者数増加を目指す『日本ゲンキプロジェクト』を2018年4月より始動しました。

本件に関するお問い合わせ
TEL:03-4500-8490
E-mail:pr@mergerick.com

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会社概要

株式会社マージェリックは、『コマースに携わる人々を幸せにする』というミッションの下、大手ECモール技術者やEC業界出身者が中心となり、広告やデザイン関連の事業を提供しています。「売り手」と「買い手」の両者に機能的・感情的ベネフィットを提供することを目指しています。

会社名 株式会社マージェリック
所在地 〒105-0004 東京都港区新橋1-12-9 新橋プレイス7F
代表者名 嶋 泰宣
設立年月日 2013年9月17日
業務内容 ネット広告運用代行、ECサイト構築・運営サポート、WEBデザイン制作、自社サービス開発など
資本金 30,000,000円
URL https://mergerick.com/

代表取締役社長 プロフィール

1980年生まれ。ファーストリテイリング、青山商事、楽天、フィールドマネージメントを経て、2013年9月、株式会社マージェリック(旧社名:株式会社代官山RED)を創設。幼少期に商店街の裏側で育ち、商売の表と裏を見聞きし商売の楽しさを体験。中学1年で、商売を通じ世の中に新たな提供価値を生み出したいと思い、将来は起業し社長になると決意。オフライン、オンライン、法人、個人を対象としたセールスやビジネス構築を経験する中で、世の中における需要と供給バランスに問題を感じ、いかにECを通じた円滑な消費行動、事業活動を行える仕組みを提供できるかを考え今に至る。これまでにECコンサルタントとして売上向上をサポートしてきたEC事業者の数は累計5,500社以上。